やった方がいいことの中からやらなくてもいいことは省かないといけない。
やった方がいいだけで判断するとやることが無限に増えてしまう。しかし何かをやるには労力がかかる。
だから、やらなくてもいいことは削らないといけない。
優先度をつけるのもこれと同じことかもしれない。優先度が低いということはやらなくてもいいことだから。
PBIはこれがされるのにカイゼン系のタスクとかは判断なしにナチュラルに差し込まれることが多い気がしている。
こうなるとワーカーホリックとか体力お化けが片付けていく風になりそうなのが気になっている。
一方で文化によってはこうでもして隙間に少しでも捩じ込まないといつまで経っても進まないという環境はあり得ると思っていて、その対抗手段だったりするのかもしれない。
なんでみんなそんなに仕事を増やしたがるのだろうかと考えた時に、やはり評価 (いわゆる人事評価だけでなく体面とかそういうのも含む)というのがあるのかなと思う。
やったこととそれによって得られたことは容易に観測、評価出来るけどやらなかったこととそれによって「起こらなかった事」は観測出来ないので評価されない。
あと「やった方がいい」ことを否定するのは難しい。やった方がいいのだから。それに前述の「起こらなかった事」の話を絡めれば否定は後ろ向きと捉えられ評価という意味でもリスクが大きくなる。
やらんでもいいことはなるべくやりたくない派な自分の心のうち。
とはいえ自分は人に比べて「やらんでもいい」の判定がゆるいのかもしれない。